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ごあいさつ

 

[写真]取締役 代表執行役社長 菅田益司

当社は「ライブサイエンス*で健康文化を創造する」を企業理念に掲げ、「蓄積してきた研究開発の技術を活かして、人々の活力溢れる暮らしを支える」という企業が目指す方向を全社員が共有し、活動を行っています。

*ライブサイエンス=生命科学(Life Science)を研究活動の基礎とするだけでなく、まず私たち自身が“生き生き”(Lively)と働き、人々に健康で“生き生き”した暮らしをおとどけしたい、という考えから生まれた造語です。

国内医薬品業界は、近年の少子高齢化が進む中、今後も増加し続ける国民医療費の抑制を目的として、薬価改定や後発医薬品の使用促進、DPC(Diagnosis Procedure Combination)普及による医療包括の拡大化等を強力に推進されており、国内医薬品業界を取り巻く環境は引き続き厳しい状況にあります。さらに、欧米企業との研究開発費の規模の差が拡大傾向にあり、2000年以降、日本発大型新薬はほとんど登場していないなど、業界の国際競争力が伸びていないというのが現状であります。

このような状況から、当社は2008年2月13日に、富士フイルムホールディングス株式会社および大正製薬株式会社との戦略的資本・業務提携を実施いたしました。今回の戦略的資本・業務提携により、「インフルエンザ治療剤(T-705)」、「アルツハイマー型認知症治療剤(T-817MA)」などの有力なパイプラインを有する当社は、特定領域(抗感染症、中枢神経、抗炎症等)における世界基準の有力創薬企業として大きく飛躍できると考えます。

また、当社が現在開発中の「T-705」の早期開発と安定供給体制の構築に向けた取り組みを加速させ、大規模な人的被害が予想される新型インフルエンザの世界的流行(パンデミック)への対応を最優先に取り組み、社会的要請に応えてまいります。

これからは富士フイルムグループの「治療」分野の中核企業として、グループ会社が保有する様々な経営資源を活用して、一層の研究開発力・生産技術力の強化を図ることにより、世界基準の新薬候補化合物を安定的に創出する体制の構築を進めてまいります。そして、「新薬開発を通じて世界の医療の発展に貢献する」ことにより、製薬企業としての社会的な責任を果たしていきたいと考えています。
皆さまの変わらぬご理解とご支援をお願い申し上げます。

代表取締役社長
菅田益司

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