お知らせ
ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。
| 2002年09月02日 | ||||||||||||
| 国産初の注射用ニューキノロン系抗菌製剤 「メシル酸パズフロキサシン注射液」 9月2日より新発売 |
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<要 旨> 富山化学工業株式会社(社長:中野 克彦)と三菱ウェルファーマ株式会社(社長:小堀暉男)は、メシル酸パズフロキサシン注射液(一般名)を2002年9月2日より新発売致します。 尚、本製品の原薬は富山化学が製造し、両社がそれぞれ製品化して1物2銘柄(製品名:富山化学「パシル点滴静注液」、三菱ウェルファーマ「パズクロス注」)にて並売致します。 注射用ニューキノロン系抗菌製剤メシル酸パズフロキサシン注射液は、富山化学が創製し、富山化学と三菱ウェルファーマが共同開発を行い、2002年4月11日に製造承認取得、8月30日に薬価収載されました。 <本製品の治療上の意義>……「感染症治療の選択肢を広げる新たなニューキノロン系注射薬」 現在、感染症の治療においては、セフェム系やカルバペネム系などのβ-ラクタム薬を第一、第二選択薬とすることが、一般的となっています。このように同じ作用機序の薬剤を使い続けることは、将来的に耐性菌を出現させる危険性があることが指摘されております。 抗菌力が強く、且つβ-ラクタム薬とは作用機序の異なるニューキノロン薬で、従来のキノロン薬より安全性の高い注射薬の上市は、耐性菌出現抑制の観点からも医療の場において有力な選択肢として期待できます。 <発売時期> 2002年9月2日より発売開始 <製品規格及び薬価>
<製品概要> 1. 適応症: ・熱傷創感染、手術創感染 ・慢性呼吸器疾患の二次感染(慢性気管支炎、びまん性汎細気管支炎、気管支拡張症、肺気腫、肺線維症、気管支喘息、陳旧性肺結核など)、肺炎、肺化膿症 ・腎盂腎炎、複雑性膀胱炎、前立腺炎 ・胆嚢炎、胆管炎、肝膿瘍 ・腹腔内膿瘍、腹膜炎 ・内性器感染症(子宮付属器炎、子宮旁結合織炎)、骨盤腹膜炎 2. 用法・用量: 通常、成人にはパズフロキサシンとして1日1000mgを2回に分けて点滴静注する。なお年齢、症状に応じ、1日600mgを2回に分けて点滴静注するなど、減量すること。点滴静注に際しては、30分〜1時間かけて投与すること。 <メシル酸パズフロキサシン注射液の特性> ① 国産初の安全性の高い注射用ニューキノロン系抗菌製剤を目指して開発された薬剤です。 本製品は、高い血中濃度と優れた組織移行性を示すと同時に、β-ラクタム系薬に匹敵する臨床効果及び安全性を持つ注射用抗菌薬を目指して開発された薬剤です。 ② 本製品は幅広い領域の適応症を有し、軽症〜重症の感染症に優れた臨床効果を示します。 呼吸器領域だけではなく、外科領域や尿路・胆道・婦人科領域感染症、腹膜炎など幅広い領域の適応症を有し、中等症〜重症感染症に優れた臨床効果を示します。 ③ 本製品は各科領域の細菌感染症において前投薬無効例にも有用です。 広い抗菌スペクトルと強い抗菌力を有し、β-ラクタム系薬やアミノグリコシド系薬などの注射用抗菌薬と作用機序が異なることから、これらの抗菌薬が奏効しない場合にも効果を期待することができます。 ④ 臨床試験では重大な副作用はみられず、注射用セフェム系薬とほぼ同等の副作用発現率です。 従来のニューキノロン剤で懸念されている中枢神経作用や過敏症などの重大な副作用発現率は低く、臨床的にも下痢・軟便、発疹、嘔気・嘔吐などが主な副作用であり、注射用セフェム系薬とほぼ同等の副作用発現率であることが確認されています。 これらの特長を有するメシル酸パズフロキサシン注射液は各領域における感染症治療の選択肢を広げることが可能となり、より質の高い感染症治療に大きく貢献できるものと考えております。 <ご参考> ◎市場規模(2001年 薬価換算) 注射用抗生剤市場全体では、約2,500億円/年。 注射用抗生剤で最も幅広く使用されているセフェム薬やペネム系の注射薬市場は推計約1,400億円/年。 |
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