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| 2004年02月23日 |
| ニューキノロン系抗菌点眼剤「TN-3262a」 韓国東亜製薬へ導出 |
| 富山化学工業株式会社(社長:中野克彦)は、富山化学と株式会社ニデックが国内で共同開発しているニューキノロン系抗菌点眼剤「TN-3262a」について、韓国の東亜製薬株式会社(Dong-A社)と技術導出に関するライセンス契約を2004年2月19日に締結致しました。 <契約の概要> ・ 富山化学は、韓国における開発、販売の独占的実施権を付与する。 ・ 製品は富山化学が供給する。 ・ 東亜製薬は富山化学の特許及びノウハウ使用に対する対価として、契約金を支払う。 <TN-3262aの国内での状況> 「TN-3262a」は富山化学が創製し、1990年より発売している経口用ニューキノロン系合成抗菌剤「オゼックス錠」を点眼用として開発中の薬剤です。本剤は1998年に富山化学がニデックと締結した共同開発契約、ライセンス契約に基づいて行った臨床試験すべてを終了し、現在2004年第2Qの製造承認申請を目指して準備を進めています。また、速やかな市場浸透をはかるため、2003年3月に眼科領域での販売実績がある大塚製薬株式会社に日本国内販売権を供与しました。このため、日本国内の販売については、すでに販売権を有しているニデックと大塚製薬の2社で行います。 <TN-3262aの特長> 基礎試験において ・眼感染症の主要原因菌(ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、緑膿菌、インフルエンザ菌等)に対し、強い抗菌活性を有しています。 ・既存の薬剤と比較してクラミジアに強い抗菌活性を示しています。 臨床試験において ・各種外眼部感染症*(結膜炎、クラミジア結膜炎、眼瞼炎、麦粒腫、瞼板腺炎、涙嚢炎、角膜炎、角膜潰瘍)において、高い有効性と安全性が確認されました。また、手術前無菌化療法において高い無菌化率が得られました。 ・現在眼軟膏のみで適応を有しているクラミジア結膜炎(トラコーマ)を対象とした臨床試験を点眼液で実施し、適応症の申請を予定しています。 ・抗菌点眼剤では国内で初めて新生児を含めた小児を対象とした臨床試験を実施し、有効性と安全性を確認しました。 <ご参考> ◎ 東亜製薬株式会社(Dong-A[ドンア]製薬株式会社)の概要 本社: ソウル市 東大門區 龍頭洞 252 設立: 1932年12月1日 代表者: 姜 文錫(カン ムンソク)(Mr. Moon Seok Kang) 資本金: 456億ウオン 上場: 韓国証券去来所市場 従業員数: 1,886名(2003年12月末現在) 売上高: 4,079億ウオン(2003年12月決算) 事業内容: 医薬品、医薬部外品、食飲料の製造販売 等 ホームページアドレス: http://www.donga.co.kr ≪用語説明≫ *各種外眼部感染症 ・結膜炎(けつまくえん): 結膜(粘膜)の炎症。 ・クラミジア結膜炎 : クラミジアによって起こる結膜炎(トラコーマ)。難治性でしかも角膜に器質的損傷を残す可能性もある。治療期間も2週間を超える場合が多く、通常の細菌による結膜炎とは区別される。 ・眼瞼炎(がんけんえん): まぶたのふちの炎症。 ・麦粒腫(ばくりゅうしゅ): ものもらい。睫毛の根元(嚢胞)の周囲の炎症。 ・瞼板腺炎(けんばんせんえん): 瞼板はまぶたを構成している部分で、その瞼板の中の分泌腺の炎症。 ・涙嚢炎(るいのうえん): 目と鼻をつなぐ涙道(上下涙点、上下涙小管、涙嚢、鼻涙管からなる。)の鼻涙管がつまり、涙が鼻に排出されず涙嚢にたまって炎症をおこす病気。 ・角膜炎(かくまくえん): 黒目(角膜)に炎症が生じて、痛み、視力低下、流涙などを生じる病気。 ・角膜潰瘍(かくまくかいよう): 黒目(角膜)に潰瘍が生じて、痛み、視力低下、流涙などを生じる病気。 |
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| 前列左 中野克彦社長 前列右 姜 文錫社長 |
