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お知らせ

 

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

マダニ媒介性感染症の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を対象とした
抗ウイルス薬「ファビピラビル」の国内臨床第Ⅲ相試験の患者登録開始のお知らせ

2018年3月12日

富山化学工業株式会社

富士フイルムグループの富山化学工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:岡田淳二、以下、富山化学)は、この度、マダニ媒介性感染症の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を対象とした抗ウイルス薬「ファビピラビル」の国内臨床第Ⅲ相試験の患者登録を開始しましたのでお知らせします。


「ファビピラビル」は、既に抗インフルエンザウイルス薬「アビガン®錠」として製造販売承認を取得している薬剤で、ウイルスの RNAポリメラーゼを選択的に阻害することでウイルスの増殖を防ぐというメカニズムを有しています。このようなメカニズムの特徴から、インフルエンザウイルス以外のウイルス感染症分野でも応用の可能性が高いと考えられています。SFTSにおいては、国立感染症研究所で行われた動物モデルでの基礎研究で本剤の有効性が確認されています。また、2016年6月から愛媛大学、長崎大学、国立感染症研究所が中心となり本剤を用いたSFTSを対象とする臨床研究を実施した結果、有効な治療法の開発につながる知見が得られたことが報告されています。


今回、富山化学はSFTSを対象とした抗ウイルス薬「ファビピラビル」の国内臨床第Ⅲ相試験の患者登録を開始しました。現在は対症療法のみであるSFTSに対して新たな治療法の提供を目指し開発を進めていきます。


富士フイルムグループの富山化学は、研究開発型企業として「新薬開発を通じて世界の医療の発展に貢献する」ことを目指しています。


*:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」(研究開発課題名:重症熱性血小板減少症候群
         (SFTS)に対する診断・治療・予防法の開発及びヒトへの感染リスクの解明等に関する研究)に採択され、実施された臨床研究。



【ファビピラビル(製品名:アビガン®錠)について】

富山化学が開発し、日本において、他の抗インフルエンザウイルス薬が無効又は効果不十分な新型又は再興型インフルエンザウイルス感染症が発生し、本剤を当該インフルエンザウイルスへの対策に使用すると国が判断した場合に、患者への投与が検討される医薬品として、2014年3月に承認を取得しています。


【重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について】

SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより主に感染するといわれています。感染後6日~2週間程度の潜伏期間を経て発症し、重症例では神経症状、出血傾向、多臓器不全などが発現します。国内では2018年1月31日までに318名の患者が確認され、うち60名が死亡しています。西日本での発症が多く、マダニの活動が盛んな春から秋にかけて罹患する危険性が高まります。非常にまれではありますが、感染したイヌやネコからヒトに感染した事例も報告されています。

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